霊障とは?症状・種類と、診断できるのかを整理|先に確かめたいこと

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体がだるい、めまいがする、眠れない。病院に行っても原因が出てこない。しかも、思い当たる場所や出来事がある。

そういうときに「霊障ではないか」と考えるのは、おかしなことではありません。原因の分からない不調を、昔の人は「障り」と呼んできました。

霊障とは

霊障(れいしょう)は、霊的な影響で心身に不調が出ている状態を指す言葉です。「霊の障り」と書きます。

「障り」には、悪意を持って害される、という意味だけではない含みがあります。触れてしまった、近づきすぎた、影響を受けてしまった。意図せず届いてしまったもの、という捉え方です。

医学が説明できる範囲は広がりましたが、原因の分からない不調は残ります。だからこの言葉もいまだに使われています。

霊障の症状として語られるもの

  • 体のだるさが抜けない。休んでも回復しない
  • めまい、立ちくらみ
  • 吐き気、頭の重さ
  • 眠りが浅い。金縛りにあう。怖い夢が続く
  • 肩や首、背中が重い。何かが乗っているように感じる
  • 急に寒気がする。耳鳴りがする
  • 特定の場所に行くと、決まって具合が悪くなる
  • 気分が落ち込む、理由もなくイライラする
  • 物がよく壊れる、小さな不運が続く

ひとつ当てはまったから、というものではありません。霊障として語られてきたのは、こうしたことが重なって、しかも続く状態です。しばらく前から続いている、思い当たる出来事のあとから始まった。そういう出方をします。

特定の1部屋にいるときだけ頭痛や吐き気が出るなら、その部屋の燃焼器具を先に見てください。石油ストーブ、ガスファンヒーター、ガス給湯器。一酸化炭素は無色・無臭で、軽い頭痛と吐き気から始まります。入り口が霊障とそっくりです。

「重い」という感覚

いちばんよく出てくるのが、この「重い」です。肩が重い、空気が重い、その部屋だけ重い。本人にしか分からない感覚なのに、みんな同じ言葉を使います。

霊障では、これを自分のものではない重さが乗っている状態と考えます。だから対処したあとの言い方も「軽くなった」になります。

物がよく壊れる、小さな不運が続く、というのも同じ枠で語られてきました。障りは人の体だけでなく、その人の周りにも出るという捉え方です。だから昔の対処は、体を治すことではなく、家や場所を清めることに向かいました。

これは悪いことの前触れなのか

霊障は「いま影響を受けている状態」を指す言葉で、「これから悪いことが起きる予告」を指す言葉ではありません。「祓わないと不幸になる」という言い方は、むしろ不安をあおって契約させる手口のほうでよく使われます。

先祖に関わるものだけ少し性質が違いますが、それも害ではなく知らせとして捉えます。

だから、祓いや供養を急ぐ必要はありません。今日中にどうにかしないと手遅れになる、という考え方は、霊障の側にはもともとありません。

取り憑かれているか調べる方法はあるのか

外から判定する方法はありません。検査も、共通の基準もない。だから数ではなく、出方のほうを見ます。

判定できないということは、他人にも判定できないということです。「視ればわかります」と言い切ってくる相手をどう扱うかは、後半に書きます。

霊そのものの分類や、お祓い・除霊の全体像は霊の基礎知識|お祓いと霊障の解決方法にまとめてあります。

霊障の種類と、原因とされるもの

性質はそれぞれ違います。原因が違えば、あとで書く対処の作法も変わります。

浮遊霊によるもの

行き場を決められないまま漂っている霊です。特定の誰かを狙っているわけではありません。たまたま近くにいた人に触れてしまう。

人混み、事故のあった場所、病院や墓地。人の出入りが多いところや、感情が強く残る場所で受け取りやすい。悪意があるというより、行き先を探している状態です。

詳しくは浮遊霊とは|地縛霊との違い・取り憑かれやすい人・お祓いの方法にまとめています。

地縛霊によるもの

その場所から離れられない霊です。浮遊霊と違って動きません。だから「あの場所に行くと決まっておかしい」という出方になります。

亡くなった場所、強い思い入れのある土地、事故や事件のあった建物。納得できていないから留まっている。追い払うのではなく納得してもらう、という考え方はここから来ています。

地縛霊とは?特徴とお祓いの方法で詳しく扱っています。

生霊によるもの

生きている人の強い思いが、本人の知らないうちに届いてしまう。恨みだけではありません。強すぎる好意や執着も同じです。

特定の人と会った日、連絡が来た日に決まって具合が悪くなる。そういう出方をします。送っている側に自覚がないのが、この話のややこしいところです。

ただ、苦手な相手と会う前後に具合が悪くなるのは、心の負荷でも起こります。どちらとも言えるので、特定の誰かのせいだと決めてしまわないほうがいい。そこを決めつけると、人間関係のほうが先に壊れます。

悪霊・動物霊によるもの

害をなす意思があるのが悪霊、動物の霊が動物霊です。憑いた相手の欲求や感情を強く引き出すとされます。食欲、金銭欲、怒り。もともとあったものが極端に出る、という形です。

この見方が残っているのは、狐憑き・狸憑きといった言い方が各地にあったからです。人が変わったようにものを食べる、人が変わったように怒る。「その人らしくない」の説明として、動物の名前が使われてきました。

急に人が変わったように見える、以前はしなかった行動をとる。そうした変化がこれと結びつけられます。

ただし行動や人柄の急な変化は、体や心の病気でも起こります。周りが気づくほどの変化なら、そちらも一度、医療機関で相談してみてください。

悪霊とは?種類についても紹介にまとめています。

先祖に関わるもの

これだけ性質が違います。害ではなく、知らせです。

供養が途切れている、お墓に行けていない、家のことで気にかかっていることがある。伝えようとして起きる。だから祓うのではなく、向き合います。

家族の誰かが同じような不調を抱えている、代替わりの時期と重なっている。そういうときに出てくる話です。

自分がどれかを当てにいくより、出方を書き出しておくほうが役に立ちます。いつから、どこで、どういうときに。相談するとき、そのまま材料になります。

霊障を受けやすいとされる人・時期

同じ場所に行っても、何ともない人とそうでない人がいます。受け取るかどうかは、その人の状態で変わります。詳しくは霊的干渉を受けやすい人の特徴で扱っています。

  • 疲れているとき、眠れていないとき。守りが薄くなります
  • 気持ちが沈んでいるとき。近い状態のものを引き寄せます
  • 人の感情を受け取りやすい人。感じやすい人ほど、影響も受けます
  • 節目のとき。引っ越し、転職、身内の不幸。生活が変わる時期です

ここに並ぶのは、体調を崩しやすい条件とほとんど同じです。疲れ、睡眠不足、気持ちの落ち込み、環境の変化。

だから順番はこうなります。まず休んで、食べて、寝る。それで変わらないなら医療機関へ。お祓いや供養を考えるのは、そのあとです。いきなり祓いに行く順番ではありません。

お祓い・供養で対処する|方法と費用

対処の作法は、原因によって違います。祓うのか、送るのか、離れるのか。

祓う・清める(神社)

神社のお祓いは、穢れを取り除く考え方です。触れてしまったもの、付いてしまったものを離す。祈祷でははじめに大麻(おおぬさ)で祓い、そのあと祝詞を奏上します。祓が先です。除霊との違いは除霊とは?効果や方法にまとめています。

個人の依頼とは別に、年2回の大祓(おおはらえ)があります。神社本庁は大祓を「自らの心身の穢れや災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的としています」と説明していて、6月を夏越(なごし)の祓、12月を年越の祓と呼びます。特別な事情がなくても受けられるので、いきなり個別祈祷を申し込むのが重いなら、こちらから入る手もあります。

塩、水、火も清めに使われてきました。玄関に盛り塩を置く、水回りを清潔に保つ、線香を焚く。どれも境界を作る行為です。家の中と外を分ける。だから玄関や水回りに置く、という考え方になります。鬼門・裏鬼門に置く流儀もあり、一通りではありません。

神社の初穂料はいくらか

神社に出向いて受ける昇殿祈祷は、公式サイトで確認できた3社がいずれも初穂料5,000円からでした。

  • 武蔵一宮氷川神社:5,000円/7,000円/10,000円/30,000円/50,000円以上。金額の違いは祈祷札の大きさ(小30.5cm〜特別大58.0cm)。9時〜16時に30分ごと。当日申し込みのみで、事前予約や時間指定はできません
  • 代々木八幡宮:5,000円以上、木札を受けるなら10,000円以上。受付9時〜16時半、所要15分ほど。個人は事前予約制(1月は当日受付順になる日があります)
  • 上賀茂神社:5,000円以上(初宮詣・交通安全は10,000円以上、一週間祈祷は50,000円以上)。9時〜16時、予約不要

金額はそろっているのに、予約の要否だけ三者三様です。予約制のところ、当日のみのところ、予約不要のところが混在しています。行く前に電話で確かめてください。

自宅や土地まで来てもらう出張祭典は別のもので、地縛霊の記事で神社7社を当たったところ15,000円〜80,000円でした。出向けば5,000円から、来てもらうと15,000円からという差があります。

送る・向き合う(寺)

お寺は祓うより供養です。読経によって、まだ行き先の定まらないものに向き合います。地縛霊のように「納得できていないから留まっている」ものには、祓うより供養が合うという考え方です。追い出すだけでは、納得していないものは変わらない。

浄霊も同じ発想です。追い払うのではなく、還ってもらう。浄霊の意味と効果は?で詳しく扱っています。

ただし宗派によっては、そもそも祈祷を行いません。浄土真宗がそうです。本願寺派の宗制は第5章 宗範で「現世祈祷を必要としない無碍の一道を歩むのである」と定めています。菩提寺が浄土真宗なら、お祓いや祈祷を頼む先はそこではありません。法事や読経は頼めます。

お寺の供養料はいくらか

寺は3,000円台からあります。神社より入り口が低い代わりに、自分が同席するかどうかで額が変わるのが特徴です。

  • 善光寺:一般のご供養・ご祈願が一回限り3,000円から。一年間毎月1回で5,000円から、毎日1回で10,000円から。個別の法要は50,000円から
  • 鎌倉長谷寺:極楽塔(先祖)が3,500円。永代供養は15,000円・30,000円・100,000円。通常は立ち合い不要で、翌朝に名前を読み上げる形です。受付は8時〜16時
  • 成田山新勝寺:御護摩料が5,000円/10,000円/20,000円、特別大護摩料が30,000円/50,000円/100,000円以上。予約不要で当日申し込みできます

神社の祈祷は自分が昇殿して受けるのが前提なので5,000円から。寺の供養は立ち合わない形が基本なので3,000円台から入れる。同席して読経してもらう形にすると、善光寺の個別法要で50,000円からに上がります(長谷寺の個別立ち合い読経は水子供養に限られ、供養料30,000円以上)。

「安いほう」を選ぶ前に、自分が立ち合いたいかどうかを決めてください。そこで額が変わります。

金額・受付時間は2026年8月時点で各社寺の公式サイトに載っている内容です。

お祓いも供養も、受けたからどうなると確かめられているものではありません。受けたあとに軽くなったと感じる人はいますが、それを追った調査は見当たりません。払う前に、そこは承知しておいてください。区切りをつけるために受ける、という受け方もあります。

距離を取る

いちばん現実的な対処です。その場所に行かない。その人と会う頻度を減らす。

特定の場所や相手と結びついているなら、離れるだけで変わることがあります。無理に慣れようとしなくてかまいません。

その症状、医療機関で確かめておきたいこと

霊的な相談と、体の不調は別のものです。体のことで鑑定料を取るのは筋が違います。

体を先に外しておくと、残ったものがはっきりします。視てもらうときも「病院では異常なしでした」と言えるほうが話が早い。逆に、検査で見つかる病気を霊障だと思って抱えていると、そのぶん遅れます。

症状の出方から見当をつける

  • 朝がいちばん重く、夕方にかけて楽になる → 睡眠不足、自律神経の乱れ
  • 立ち上がった瞬間だけふらつく → 血圧、貧血
  • 特定の1部屋だけで起きる → 換気、湿気、カビ、一酸化炭素(燃焼器具がある部屋なら最優先。後述します
  • 特定の曜日や、特定の人と会う前後に出る → 心理的な負荷。ただし生霊として語られるのも同じ出方です
  • 季節の変わり目に決まって出る → 気圧、寒暖差
  • どれにも当てはまらず、検査でも異常が出ない → ここまで来て、はじめて残るものがあります

これは診断ではありません。医師に伝える材料として使ってください。「朝だけ重い」「あの部屋だけ」といった情報は、受診したときに役に立ちます。

めまい・だるさ・吐き気で疑われる病気

上に挙げた症状は、体の病気でも起こります。しかも自己判断が難しいものばかりです。

めまい・立ちくらみは、耳の病気、血圧の異常、貧血、自律神経の乱れなど原因が多岐にわたります。原因が多いということは、自分では切り分けられないということです。

強いだるさが続く場合、貧血、甲状腺機能の異常、睡眠時無呼吸、うつなどが挙げられます。血液検査で分かるものもあります。

吐き気・頭の重さは、胃腸のこと、片頭痛、目や首の問題など、こちらも原因はさまざまです。

金縛りは、体が眠っているのに意識だけ起きている状態として説明されることがあります。生活リズムの乱れや睡眠不足で起こりやすくなるとされています。詳しくは金縛りの記事で扱っています。

症状が続いているなら、まず医療機関で診てもらってください。「病院で調べたが異常はなかった」という段階まで進んでおくと、そのあとが考えやすくなります。

生活と心の負担を見る

検査で何も見つからないことは珍しくありません。睡眠時間、食事の間隔、飲酒量、仕事の負荷。ここ数か月で変わったことがないかを振り返ってみてください。

強いストレスが続くと、体に症状が出ることがあります。体の検査で異常がなくても、心療内科や精神科で相談できます。

いきなり受診するのが重いなら、電話の窓口があります。厚生労働省が案内している番号です。

  • こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556:かけた場所の都道府県・政令指定都市の公的な相談機関につながります。相談は無料ですが通話料は自己負担(ナビダイヤルなので、携帯の定額プランの無料通信も割引も適用されません)。対応の曜日・時間は都道府県によって違います
  • よりそいホットライン 0120-279-338通話料も無料で、24時間。ガイダンスで専門的な対応も選べます

050から始まるIP電話は、上の2つにつながりません。よりそいホットラインにはIP電話用の 050-3655-0279(24時間対応)があります。こころの健康相談統一ダイヤルのほうは各自治体が別番号を用意していて、厚生労働省「まもろうよ こころ」にまとまっています。

職場のことが原因なら、各都道府県の労働局に総合労働相談コーナーがあります(予約不要・無料)。

場所との関係を確かめる|一酸化炭素に注意

「特定の場所に行くと具合が悪くなる」は、霊障として語られる出方の代表格です。だからこそ、ここは慎重に見てください。換気の悪さ、湿気、カビ、そして一酸化炭素が同じ出方をします。

厚生労働省の「職場のあんぜんサイト」は、一酸化炭素をこう説明しています。

一酸化炭素は不完全燃焼状態で炭素化合物が燃焼する際に発生し、無色・無臭で、その存在が感知しにくい気体ですが、空気とほぼ同じ重さ(比重(空気を1としたときの重さ):0.967)で、強い毒性を有しています。(中略)一酸化炭素中毒は、軽度の頭痛、吐き気等からはじまり、その後、昏倒、致命傷に至るため、無意識のうちに被災するという特徴があります。

軽度の頭痛と吐き気から始まるという点に注意してください。霊障として語られる症状と入り口が同じです。しかも無色・無臭で、本人には気づけません。

石油ストーブやガスファンヒーター、ガス給湯器など、燃焼をともなう器具を使っている部屋で、次のような出方をしていないか確かめてください。

  • その部屋にいるときだけ、軽い頭痛や吐き気がする
  • 部屋を出てしばらくすると楽になる
  • 同じ部屋にいる家族にも、似た症状が出ている(これは厚労省の資料の記述ではなく、一般に目安として言われることです)

当てはまるなら、順番はこうです。

  1. 燃焼器具を止める
  2. 窓を開けて換気する
  3. その部屋から離れる

頭痛や吐き気が続く場合、ぼんやりする場合、その場から動けない人がいる場合は、無理に室内にとどまらず119番してください。上の引用にあるとおり、進行すると意識を失うことがあります。

同じ資料は防止策として「火気や内燃機関を使用する際は換気を十分に行うこと」を挙げています。燃焼器具のある部屋で症状が出るなら、霊的な相談より先に、換気と器具の点検です。ガス器具なら、販売店やガス会社に点検を頼めます。

燃焼器具を使っていない部屋なら、湿気やカビ、建材から出る化学物質が関係していることもあります。いずれにしても、まず換気して変化があるかを見るのが先です。

ここまで確かめても、原因が分からないままということはあります。珍しくありません。

そこから先が、霊障として語られてきた領域です。実証されていませんが、それは「ない」と確かめられたという意味でもありません。どちらに決めつけるのも同じことです。

ここまで来た人は、相談するときの材料がそろっています。いつから、どこで、どういう出方をして、病院では何と言われたか。これがあるのとないのとでは、視てもらうときの話がまるで違います。

「霊障かどうか診断します」に気をつける

この記事でいちばん伝えたいのはここです。不安な状態のときに「あなたは霊障です」と断定してくる相手は、警戒してください。

断定できるものではない

霊障は医学的な診断名ではありません。検査で判定できるものでもありません。にもかかわらず「診断」「鑑定」という言葉で断定してくる場合、その断定に根拠はありません。

これは「霊障などない」という話ではありません。確かめようがないものを、確かめたかのように言い切る相手を警戒してください、という話です。誠実な相手なら、断定はしません。

不安をあおって契約させる手口

「このままでは家族にも影響が出る」「今すぐ祓わないと手遅れになる」といった言い方で急かしてくるところからは、離れてください。霊障はもともと、急かされる類の話ではありません。

不安をあおって契約させる手口については、消費者契約法に取消しの規定があります。霊感などによる知見を用いて、重大な不利益が生じると示して不安をあおり、その回避にはこの契約が必要不可欠だと告げた場合が対象です。

いつまで取り消せるかも決まっています。東京都の案内によれば、霊感等を用いた場合は「追認できるときから3年間」または「契約締結時から10年間」。通常の取消し(1年・5年)より長く取ってあります。何年も前のことだからと諦める前に、期間を確認してください。

断ったあとにしつこく連絡が来るとき、契約してしまったあとで迷っているときの相談先は2つあります。

  • 消費者ホットライン 188:最寄りの消費生活センターにつながります
  • 法テラス霊感商法等対応ダイヤル 0120-005931通話料無料、平日9時30分〜17時。金銭トラブルだけでなく、家族のこと、心の悩みも含めて案内してもらえます

高額なものほど慎重に

数十万円といった金額を提示されたら、その場で決めないでください。一度持ち帰って、家族や第三者に話してください。

「家族には言わないほうがいい」と言われたら、それ自体が危険な合図です。相談されると困る側の都合だからです。

相談できる場所

体のことは医療機関、生活や仕事のことは公的な窓口。そのうえで、霊的な話として誰かに聞いてもらいたい場合の選択肢を挙げます。

お寺・神社

お祓いを受けられます。初穂料と予約の要否、宗派による違いは前述のとおりです。除霊・浄霊の内容や依頼先については浄霊の意味と効果にまとめています。

電話占い

自宅から相談できます。霊感・霊視を扱う占い師が在籍しているサービスがあります。対面に行かずに相談する形については遠隔での鑑定にまとめています。

ただし、体調そのものを治すものではありません。体の不調は医療機関の領域です。そこは切り分けたうえで相談してください。

鑑定で言われたことが当たるかどうかも、確かめられるものではありません。お金を払って聞く以上、そこは分かったうえで使ってください。

選ぶときに見ておきたい点

1分あたりの単価と通話料。単価は公式サイトに出ていますが、通話料が別にかかるかどうかは書かれていないことがあります。

初回特典の条件。無料ポイントや無料時間を用意しているサービスは多いのですが、適用条件が付いていることがほとんどです。

運営者情報。特定商取引法に基づく表記、運営会社名と所在地。自分で開いて確認できる項目のほうが、判断の材料になります。

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  • 鑑定料:料金案内のページには「1分190円(税込209円)〜」とあり、上限は書かれていません。トップページに掲載されている占い師の範囲では、最も高い人で1分300円(税込330円)でした
  • 通話料:無料。固定電話・携帯とも自己負担なし
  • 初回特典:新規会員登録で3,000円分の無料ポイント
  • 10分無料:20分以上の鑑定で自動的に10分ぶんが割引されます(申請不要・全占い師が対象)。ただしその占い師の鑑定が初めての場合のみで、初回の無料ポイントとは併用できません
  • 運営:ビットアップ株式会社(東京都新宿区西新宿6-10-1 新宿オークシティ 日土地西新宿ビル8階)

初回の後払いは5,000円が上限で、超える1分前にピー音が鳴って通話が切れます。無料分を使い切ったときの通知はありませんと公式に書かれているので、時間は自分で管理することになります。

なお公式サイトの中で単価の記載が食い違っています。トップページのキャッチには「1分150円(税込165円)〜270円(税込297円)」とあるのですが、同じトップページの占い師一覧には税込330円の人がいます。

そのうえで、初回の自己負担を確認できた中でいちばん高い単価で計算します。10分無料は2回目以降なので、初回には効きません。

  • 税込330円 × 20分 = 6,600円 → 3,000円分を充当して自己負担3,600円

ただし初回は上の5,000円上限があるため、単価によってはこれより早く通話が切れます。鑑定に入る前に、その占い師の単価をプロフィールで確認してください。

金額と条件は2026年7月時点で公式サイトに掲載されている内容です。改定されている場合があるので、最新の情報は公式サイトで確認してください。

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依頼するときに確認すること

総額を先に確認する。いくらかかるのかを、依頼する前に必ず確認してください。金額を明確に答えないところは避けたほうが無難です。

鑑定で言われたことは判断材料のひとつです。そのとおりにしなければいけない決まりはありません。

まとめ

  • 霊障として語られてきたのは、不調が重なって、しかも続く状態です。ひとつ当てはまったから、というものではありません
  • 「これから悪いことが起きる予告」としては語られてきませんでした。急かされる類の話ではありません
  • 原因によって作法が違います。祓う(神社)/送る・向き合う(寺)/距離を取る。先祖に関わるものは害ではなく知らせなので、祓うのではなく向き合います
  • 神社の祈祷は5,000円から、寺の供養は3,000円台から。出張してもらうと15,000円から。寺は自分が立ち合うと30,000円以上に上がります。予約の要否は社寺ごとに違うので電話で。浄土真宗は祈祷を行いません(法事や読経は頼めます)
  • お祓いも供養も鑑定も、受けたからどうなると確かめられているものではありません
  • 体は先に外しておく。めまい・だるさ・吐き気は原因が多く、自己判断できません。視てもらうときも「病院では異常なし」と言えるほうが話が早い
  • 特定の部屋だけで具合が悪くなるなら、換気と燃焼器具を確かめてください。一酸化炭素中毒は無色・無臭で、軽度の頭痛・吐き気から始まります
  • 「診断します」「視ればわかります」と断定してくる相手には根拠がありません。霊障は検査で判定できるものではないので、誠実な相手ほど断定しません
  • 高額な契約はその場で決めない。「家族に言うな」と言われたら危険な合図です。契約後でも霊感等による場合は追認できるときから3年・契約から10年取り消せます。相談先は消費者ホットライン188と法テラス 0120-005931